まこと幼稚園ブログ
2021.01.16
さくひんてん・今年のテーマは“つながる”
幼稚園では、日頃から子どもたちにたくさんの画材や素材に触れる機会を多く持ち、いろんな絵画工作を作ってきました。1、2学期に経験してきたことを画面や立体にちからいっぱい表現しています。
絵画(ホール)
感動したこと、経験したこと、見たこと、想像したことなど…、自由な思いで表現してみました。
2歳児、3歳児は1人1枚、4歳児5歳児は1人2枚展示してあります。

2歳児たんぽぽ組さん
3歳児ちゅうりっぷ組さん

たんぽぽ組さん
ぐるぐる描くの楽しいな!

ちゅうりっぷ組さん
頭から足が生えてる
“頭足人”
3歳児にしか描けない絵なんですよ!

3歳児と
4歳児:年中組さん
4歳になると一気に画面の中が具体的になってきますね!

年中組さん
細かい描写が大好き!

墨を使った絵やパステル、色んな画材を楽しんで描きました!

年長組さん
物語の絵がいっぱいです。

同じ物語を聞いても
みんな違う絵。
子どもたちの個性がキラキラしてますね✨
たんぽぽ組
いっぱいあそんで こんなのできたよ!
ブロックを組み立てたり、洗濯バサミでいろいろな物をはさみ、見立てて遊ぶことが大好きなたんぽぽ組さん。
いろいろな容器やペットボトルでごっこあそびをするうちに組み立てることを楽しむ姿がありました。
小さな指先で、モールやテープを使って、つなぐことにも挑戦しました。一人ひとりの思いがいっぱいつまった世界に1つだけの素敵な作品ができました!





年少組
3歳児は、タンポとパフのスタンピングで模様のできた上に、ボタンとレースを貼って服を作り、顔をつけて、並んだみんな。手をつないで仲良くつながりっこです。
人形のワンピース、切れ目が入っているのはズボンなんですよ!
ブロックで自分の思った物を作るのが大好きなちゅうりっぷ組さん。
スポンジタワシをビルダーカードにしておくと…□▲○など、いろいろな形を自由に組み立てて、遊びが始まりました。楽しい発見、おもしろいひらめき、一つひとつの作品からおはなしが聞こえてきそうです。




年中組
素敵な街作り
自分の作った乗り物を街の中で動かせます。
川や山、みんながどんどんつながって、まんなか組さんの街が、できました!


おばけのなかまたち
絵本『おばけのかぞく』のシリーズが大好きになったまんなか組さん。そこで、いろんな表情やポーズをしたおばけを作りました。
かわいいおばけ、こわいおばけ、おしゃれなおばけ、かっこいいおばけ…一人ひとりちがうおばけが、いろんなところで現れました。




年長組
だれのお家かみてごらん
年長組は、クリスマスにお家の献金箱を作りました。お家一つ一つに物語があったので、きっとお家の中にも表現したいことがあるのでは?と思い取り組みました。
やはり、取り組み出したら、楽しくってみんな止まりませんでした😁


運動会のダンス〜森と海の仲間たち〜
運動会で踊ったダンス、それぞれのキャラクターを掘り下げて考え、森と海での素敵な物語とダンスができました。みんなが共通のイメージを持っているので、楽しく会話をしながら、自分たちの海と森を作っていました。




しりとり
文字に興味を持っている年長組さん。
そこで、グループごとにしりとりを考え、しりとりでつながれるものを作りました。
色画用紙を使ってハサミで切ってのりで貼って…
指先を使って、とっても細かいことができるようになったね!



子どもたちの作品から、表現するよろこびを感じていただけましたか?
さくひんてんを見ていただくため、お家の方にいろいろなルールをお願いしましたが、しっかりと守っていただき、ありがとうございました。
ルールを設けたことで、良いこともありました!
会場を少人数でゆったりと見ていただけて、子ども達もお家の方に沢山ほめてもらって、大きな自信となっていました。
ホールの展示を見ていただいた後、お部屋の展示に続く入り口を一箇所に絞ったことにより、2歳児〜5歳児と年齢順に見ていただけました。
さくひんてんを見たお家の人たちの声
「うちの子、こんなことできるようになったんや!」
「すごい!うちの子も大きくなったら、こんなことできるようになるんかな〜」
「小さい時こんなことしてたな〜、うちの子、大きくなったな〜」などなど
成長とよろこびのさくひんてんでした。
2021.01.15
講演会“子どもの育ちと子どもの絵”

明日から始まるさくひんてんに合わせて、大谷大学で美術・幼児造形教育を教えておられる塩見先生の講演会がありました。
まこと幼稚園は、塩見先生と一緒に子どもの気持ちや創造力を引き出す絵画指導をしてきました。
講演会では、幼児画の魅力と子どもの育ちについて、実際にまこと幼稚園の園児の絵を紹介しながらお話してくださいました。
絵を描いている時や物を作っている時に、うまくいかない=楽しくない、やりたくない、といった状況は3〜4歳ごろから出てきます。
そこでやめてしまうのではなく、面白く思えなくとも、諦めずに続けていると楽しくなってきた!いいものが出来た!
そういった絵画工作での体験が、後々に生きていく上で克服しなければならないことに直面した時に役立っていきます。
作ることを楽しむ気持ちや達成感が感じられる作品づくりを今後も大事にしていかなければ、とお話しされました。
<子どもの作品を見るときの視点>
うちの子の絵、他の子とだいぶ違うけど??
そういうこと気になること、ありますよね?
それは当たり前のことで、それぞれ個性や経験が違うのでみんな違う作品になります。
つまり、細かい絵や色分けした絵を好んで描く子と色をいっぱい使って重ねて塗る子はタイプが違うんですね。
子どものタイプ(種みたいなもの)は無理やり変えられないもの。性格や個性と同じようなものです。
さくひんてんは比較の場でなく、子どもにとって、お家の人に見てもらえる、嬉しいもの。
子どもの心に響く褒め言葉は「上手やな!」よりも
「これ好きやな❣️楽しそうな感じするわー!」「ワクワクするわ!」「強そうやな!」
「この絵、お母さんすごい好きやし、お家に持って帰ったら飾っとこなー😁」などなど
すごいな!いいな!と感じた気持ちをいっぱい伝えてあげてくださいね。
塩見先生がまこと幼稚園のさくひんを見て、優しさや思いやりのある、ていねいに描かれた絵が多いと言っておられました。
うれしいですね!
2021.01.13
さくひんてんに向けて、つくってるよ!
1月16土〜17日に子どもたちが描いた絵や工作を展示して、お家の人に見てもらえる“さくひんてん”があります。
今年のテーマは<つながる>。
いろんな学年ごとの<つながる>作品に取り組んでいます。
その様子をちょっと紹介…
たんぽぽ組さんは
ペットボトルを切った円筒をカラフルなマスキングテープ でくっつけて、つなげて目玉、モールを付けていもむし君を作ってますよ。カラフルなマスキングテープから使いたい色を自分で選んで、円筒同士をぺたり。
出来上がると、とても嬉しそう!ここにお目々があるねん!と教えてくれました。
洗濯バサミで作ったり遊んだりが大好きなたんぽぽ組さん、いろいろオシャレしてます♡
たくさんつなげて髪飾りにしたり、服の裾に付けたり、みんな大好き。たんぽぽファッション流行中😁







年少組さんは
絵画作品に取り組んでいました。
好きなものを描く、思い浮かんだ形を迷いなく絵具を含ませたたんぽで画用紙に表現してました。
描きながら「これはおもち」などなど、教えてくれました。
先生がそれを聞いて、お正月食べたもんな、美味しいね、おもち。
とか言っているうちに外側に大きく丸を描いたのを見て
「大きいおもちできたな〜!」と言うと
「おもち違うねん、電子レンジ!」
そうか〜、おもちは電子レンジで焼くんや〜、と感心してしまいました。
のびのびと表現された線や形、子どもたちなりにいろんな意味があってお話があるんですね!


年中組さんは
子ども達が絵本で慣れ親しんだ「おばけかぞく」を作りました。
お化けになったら、どんな所で驚かせたい?からスタートして各々に隠れたい場所をつくっています!

真っ暗な洞窟
岩がゴツゴツ

山の中のトンネル

いろんな緑の葉っぱがいっぱいの山

お花を作るチーム
薄いお花紙を二重にして折り紙みたいに折って、広げてお花を作るよ。

薄い紙を破らないように広げてるよ。
慎重に〜

折り紙でお花を作っているよ。

食べ物を作るチーム

毛糸をチョキチョキ
ラーメン作ってるよ!

ドクターイエロー作ってますよ。
青いラインをまっすぐ切るの難しい!

写真を見ながら細部までリアルにこだわってます!
年長組さんは
運動会のダンス〜森と海の仲間たち〜




ばら組のお部屋全体が運動会のダンスの人形の部屋になります。
ダンスの舞台になった海や森、町がどうやって繋がっていくでしょう?
線路をつなげたり、森の木を作ったり、色々みんなで作っています。

さて、作品展まであと4日。
子どもたちの「こうしたい!」の気持ちがたくさんつまってます!!
さくひんてん当日には幼稚園のお部屋がどんな風になっているか、とっても楽しみ!