まこと幼稚園ブログ

2017年02月

2017.02.27

庭詩

「雨や風の音、

虫の声、

土や草花の香り、

暮らしのリズムを

大切に伝えていくことが

庭詩の仕事です。」

そうおっしゃるのは庭詩の実政秀行さん。

「庭師」ではなく、

「庭詩」と名乗っていらっしゃいます。

向日市でお生れになったこと、

また、師匠はまこと幼稚園の建物を寄贈した川島甚兵衛の

御宅のお庭に関わっておられたこと、

先日お伝えしたステンドグラスの黒田さんもそうでしたが、

ご縁を感じずにはいられませんね。

きっと素敵なお庭に作ってくださることでしょう。

マナ・ハウス完成が少しずつ少しずつ

近づいて来ました。



投稿:N

2017.02.27

みのりの庭

先日、マナ・ハウスの庭を整えてくださる

実政園芸の実政秀行さんが

打ち合わせに来て下さいました。



図面のグレーのところがマナ・ハウスの建物です。

マナ・ハウスの縁側から庭に出ると

芝生が広がります。

庭の下には豊かな水を運ぶ暗渠パイプを配置し、

土から、内側から、生き生きとした庭となります。

柿、梅、ゆず、サンシュユなど

この敷地に元からある、

実のなる木々の間を縫うように

描かれた小道。

木になった実りを皆さんといただきたいと

思っています。

この小道は、道として整備するのではなく、

訪れた人が歩くことによって

作られてゆくものになるのだそうです。

「庭」

と言っても、人が手を入れすぎるのではなく、

自然に任せながら、

植物がのびのびと成長出来るように

しっかり見極めながら手をいれてゆく、

そんな庭になります。

その様子は、

きっと、「すくすくと、真っ直ぐに育ちますように」

という我が子の成長を願う親の姿と重なり、

訪れた人は何かを感じることでしょう。

自然に生きること、自然とともに生きることを

思い出させてくれるはずです。

投稿:N

2017.02.25

寒い日にはあたたかいものを

寒いこの時だからこそ

あたたかいものが最高に嬉しいのです。

炭火で焼いた

おみかん入りのお餅。



はふはふ。



みかんのにおいがするよ。

冬ならではの幸せ❤︎

投稿:N

2017.02.23

マナ・ハウスのステンドグラス

マナ・ハウスの、2階の窓ガラスに入る予定の

黒田智子さん作のステンドグラスの現物が届きました。

天使、

一年の仕事-10月(収穫)、

聖人ベネディクト

の3点です。

この3つのステンドグラスは

注文して作っていただいたものではないのだそう。

「いつか、教会に設置してもらいたい」

黒田さんはそう考えながら制作し、

なかなかその機会はなく、

ずっと長い間工房に眠っていたものだそうです。

それが、ご縁がつながり、

まこと幼稚園向日町教会のマナ・ハウスに

設置していただけることとなりました。

「物は、-とりわけ心を込めて作った一点物は、

本当に必要としている人が来るのを

待っていることがある」

私は個人的にものづくりに携わっていてそう感じることがありますが、

このステンドグラスがまさにそれなように思います。

こちらの作品は幼稚園側の2階の窓に入る「一年の仕事-10月の仕事」。



「キリスト教での10月とは、

来るべき実りの11月の前、

準備の月。

この実りを待つ10月は

子育てと似ています。

まだ目に見えない実りを

環境を整えて、

きっと実ると信じて待つからです。

その意味で、このステンドグラスが

マナ・ハウスの正面に付くということは

ぴったりなのです。」

園長先生が仰っていました。

これから、みなさんがマナ・ハウスを訪れる時、

このステンドグラスを見上げ、

子育てにおいても、人生においても、

「来るべき実りの時」を思い、

今日出来る実りの為の準備を、

一度に完璧にしようと気負うのではなく

軽やかに淡々と 成してゆけばよいと

思っていただけたらと思います。

投稿:N

 

2017.02.19

とびだせこどもたち③年長さんが得る経験

とびだせこどもたちで


年長さんが向き合うものがあります。



「自分は何をしたいのか」


「同じクラスの仲間と


一つのものを作り上げるにはどうするか」


「人に伝える為に超えていかなければならない緊張と恥ずかしさの壁」


これらと真に向き合うのは、大人でも難しい時があります。



春からそれぞれのクラスで一緒に過ごして来て、


運動会のダンスや組み立て、リレーを経て、


「仲間」を意識し成長してきたみんな。


もうすぐ卒園し、一年生となる


今だからこそ、


この向き合うべき壁にしっかり向き合う力を持っているのです。


お友達を認め、自分を認め、一つの集団の中の自分を知る。


年長さんたちは


とびだせこどもたちを終え、


また大きく成長しました。


人が生きていく上で大切な力、


意欲、協調性、粘り強さ、忍耐力、計画性、


そういった目には見えにくい能力を


自分の肥やしとして、しっかりと増やし、


もうすぐ来る春に備えています。



とびだせこどもたちを終えたみんなは


自信に満ち、晴れ晴れとした清々しい顔をしていました。


投稿:N

2017.02.19

とびだせこどもたち②日々の生活から劇へ

年中さんの劇の中で、

折り紙で作ったお花を売る役がありました。

お花屋さんと、お花屋さんに来たお友達で、

お花を手に持ち、鼻を近づけ、

くんくん

「い〜いにおい❤︎」



6月の園行事、みんなの持ち寄ったお花が

優しく香る

花の日礼拝を思い出します。

 

「困っている人を助ける警察の人の役をしたい!」

警察の人の役は年中さんも年長さんもありました。


本部のお母さん方が開いてくれる交通安全教室で、


警察の方が来てくださったり、


年長さんは花の日礼拝で警察署訪問をしたりして、


警察の方のかっこいい姿に憧れたのでしょうね。


また、「困っている人の支えになりたい」という思いは、


世界のこどもたちの為に活動するお母さんの姿、


福島からのお友達と過ごした日々、


クリスマス礼拝でしたお心の献金、


そんな中で育ってきた思いのようです。


毎日のお友達との楽しい遊びも劇に登場します。



「しっぽとり」遊びが大好きなみんなは、


それぞれ好きな動物になりきって、


劇の中でもしっぽが登場します。



1月の作品展で作ったのは


絵本「てぶくろ」に出てくる


動物たちがぎゅうぎゅうに入る手袋。


「この手袋に入りたいなぁ」


実際には小さくてみんなでは入れませんが、


ブロックで周りを囲んで


ごっこ遊びを楽しみました。


作品展で膨らんだ思いを、


遊びで更に膨らませ、


とびだせこどもたちでもてぶくろが出て来ました。


とびだせこどもたちの全てを見て、


園行事、遊び、絵本、


それぞれからこどもたちは本当に多くを得て、


それがみんなの中に深く、深く


刻まれていることを


改めて感じました。


投稿:N

2017.02.19

とびだせこどもたち①

「とびだせこどもたち」は

毎年3学期にある、各クラス毎の生活発表会のようなものです。



年少さんは、いつも保育室で先生と一緒に遊んでいる大好きな遊びそのままを見てもらいます。

 



年中さんは、

ふだんの遊びを先生と一緒にお話にして膨らませ、

簡単なセリフを言って

一つの劇をします。



年長さんにもなると、クラスのお友達と力を合わせて、劇の全てをゼロから作るんですよ。

自分がやりたい役は何なのかな?

お友達がしたい役はどんなかな?

違う役同士が同じ劇で繋がるには、どんなお話にしたらいい?

衣装は?大道具、小道具は?

セリフは何て言えばいいかな?

全部考えます。



こどもたちの内側から溢れ出る想いを

担任の先生はくみ取りながら、

お家の人に見てもらうその日まで

じっくり寄り添って応援してくれます。

投稿:N

2017.02.10

2017年度 「もも組さん」

2016年5月に始まった

1歳児「もも組さん」、

2017年度は、園の隣りに只今建設中のマナ・ハウスで

新しいスタイルの「もも組さん」として

5月開始予定です。

詳しい内容は決まり次第お知らせしていきます。

ご期待ください。



投稿:N

2017.02.10

2017年度のもも組さん

2016年5月に始まった

1歳児の「もも組さん」、

2017年度は只今建設中の

隣接のマナ・ハウスで、

新しいスタイルの「もも組さん」として

5月開始予定です。

詳しい内容は決まり次第お知らせしていきます。

ご期待ください。



投稿:N

2017.02.10

3学期の年長さん

3学期、年長さんは大忙しです。

先生は次々とお題をくれます。



縄跳び



マフラー編み



折り紙。



どんなことにも

「やってみたい!」と自分から取り組んでいます。

中には苦手なこともあります。

それでも頑張っている姿は

もうすぐ一年生になる力、もうすぐ花開く力を

どんどん蓄えているようです。

投稿:N

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