まこと幼稚園ブログ
2016.12.14
クリスマス礼拝
昨日と今日は、星組さんと雪組さんに分かれて
クリスマス礼拝でした。
子どもたちは今日までに
先生からクリスマスのお話を聞いて
クリスマスを楽しみにし、
クリスマス礼拝で披露する、
歌によるキリスト降誕劇の練習をしてきました。
年中さんはマリア、ヨセフ、羊飼い、
年長さんは天使、星、博士、宿屋、
と、まこと幼稚園では
それぞれ子どもたちが自分で決めた
自分がなりたい役になるんですよ。
そして、年少さんはみーんな可愛い羊さんです(^^)

クリスマス礼拝は
真っ暗な礼拝堂の中央の通路に
ただ ろうそくの灯りだけを灯し、
そこへ向かい合って子どもたちが座ります。
そして更にその周りを囲んで、お父さんお母さんが座ります。
まるでお腹の中にいた頃のような
まっ暗な礼拝堂で
ろうそくの灯りを見つめ
お父さんお母さんの歌声に包まれる幸せ、
子どもたちは
言葉にならない喜びを感じていたことでしょう。
「クリスマスとは、
たった一人の小さな小さな赤ちゃんである
キリストが生まれたことをお祝いする日。
キリストと同じように、
この世に生まれたこどもみんなが
神さまの子であることを思い出す日。」
みんなが神さまの子で幸せなはずなのに、
そうでないお友達がいる。
苦しんでいる人、
困っている人、
さびしい思いをしている人、
家族がバラバラになってしまっている人。
そんなお友達に
子どもたちは、自分のお心を献金箱に入れて
捧げてくれました。

誰かに優しくできた時、
何か出来るようになった時、
楽しい気持ちや嬉しい気持ちと一緒に
献金を貯めてきました。
この献金は、
ヨーロッパへ難民として行かなければならなくなった人たちのため、
福島の子どもたちの母子留学のため、
熊本地震で被災した子どもたちのために
使っていただきます。
子どもと共にこの献金にご協力くださったお家の皆さん、ありがとうございました。

子どもたちの温かく優しいお心が
暗い闇の中に灯りを灯し、
その灯りが世界を変えてゆけますように。
皆さん、クリスマスおめでとうございます。
投稿:N
2016.12.12
卒園児の献金箱
まこと幼稚園のクリスマス礼拝は、12月13日14日です。
それに間に合うように、卒園児がこんな献金箱を持ってきてくれました。
い
幼稚園の時に、思い思いの献金箱を作り、家のお手伝いをして貰ったお小遣いを
そこに入れて、世界の恵まれない子にサンタさんに持っていてもらうために、礼拝で神さまに
捧げるのです。温かいお心が詰まった献金箱と幼稚園では子どもたちに伝えます。
小5になった卒園児が自ら作って持ってきてくれたのです。嬉しい限りです。
今年は、難民の子たち、放射能に不安を覚える福島のお母さんと子ども、そして
熊本地震で被災した子どもたちのために使います。みんなの温かい心をサンタさんが届けてくれると
礼拝では伝えているのです。それを覚えてくれていたのです。こんな心が育っていけば、社会は
よくなります。自分のものを割いて、他者に与える精神は世界を豊かにしてゆきます。
今年、就職した卒園児も、毎年、教会の燭火礼拝に献金箱を持ってきてくれます。
優しい卒園児に触れるたびに、まこと幼稚園の園長でよかったと思うのです。
みんなで、子供たちの心が育つのをしっかりと見守ってゆきましょう。
園長 宮地健一
2016.12.08
実りを見る幸せ
年長の先生が
「子どもたちに柚子を描いてもらおうと思って(^^)」と、
manna houseのお庭に柚子をもらいに行きました。

只今、工事の真っ最中、
お庭はまだ整備されていませんが、
秋の実りがたくさんでした。
柚子、はっさく、きんかん。

たくさんの実りに
先生と「わぁ〜、夢みたい〜」と喜び合いました。
写真ではうまく伝わりませんが、
本当に、夢のようにたくさんの実が、
青く高い空と美しい緑の葉の中に点々と実っている姿は
ただそれだけで心が清々しくなります。
園長先生も
「幸せな気分ですね。
来年manna houseが完成してからが またもっと楽しみです。
来てくれた人たちと共に楽しみましょうね」
と微笑まれていました。

この素晴らしい実りを見せてくれる木も
もとは一つの種から育った苗木だったなんて、
考えて見ると不思議です。
大地の栄養とお日様、手入れしてくれる人がいて、
必ず実りはある。
子育ても同じですと、園長先生はいつもおっしゃいます。
環境を整え用意し、子どもという芽をみんなで育てていきましょう。
いつか実りを見せてくれる日を思い、
また、時々、これまでの成長を振り返り 喜び合いながら。
投稿:N
