まこと幼稚園ブログ

2018.02.28

文庫を終えて

2017年度の文庫のリーダーである澤さんに、「さよなら文庫」という

今年最後の活動を終えての文章を投稿していただきました。

さよなら文庫をキラキラした目で見ていた子どもたちの顔が今年も

そこにありました。お母さん、ありがとうございました。園長



さよなら文庫

「今日で最後になるね」
文庫のお母さんは、それぞれ色んな気持ちを胸に文庫劇場の「くれよんのくろくん」を
もう一度子供達の前で披露しました。

「どんないろがすき♪~」という
お母さんの歌声でクレヨンの帽子を被ったお母さんが登場します。
未就園児連れのお母さんと仕事で忙しいお母さんで構成される前説と手遊びは、
小さい子供を抱っこしているお母さんや、子供と手を繋いで登場するお母さんと様々です。
「子供達との掛け合いって楽しいですね」
文庫のお母さんだからこそ知る子供達と過ごす楽しい時間は格別です。

10色のくれよんに扮したお母さんと、シャープペンシルのお兄さんに扮したお母さんが
繰り広げた「くれよんのくろくん」は、子供達にとても楽しんでもらえました。
「ええ!恥ずかしい!」
お母さん達も最初は、くれよん帽子にビックリでした(笑)
お母さんのアイデアが詰まった帽子は、牛乳パックで形作る段階で試行錯誤でした。
そんな一学期の楽しい思い出が蘇ります。
「帽子被るの、慣れたよね~」
今日で最後になった帽子は、文庫劇場、クリスマス文庫、さよなら文庫と活躍し、
お母さんの楽しい思い出となりました。
「黒子にならない文庫って経験ないけど、子供達の顔を見ながらできるのが良かったね」「子供もお母さんの顔が見られて良かったって言ってましたよ」などなど。
文庫のお母さんが子供達の表情を見て楽しみながら演じられるのが今年の文庫でした。

宮西達也さんの絵本「ちゅーちゅー」をプロジェクターで上映しました。
「文庫のお母さんは、みんなの事がちゅーちゅーだよ!」
お母さんの最後の声が、子供達の心に届けたもの、それはお母さんの愛情です。
ほんわかした気持ちで終わったさよなら文庫を、卒園まじかなお母さんは涙ぐみました。

まこと文庫2017年はこうして幕を閉じました。
これからも子供達の為に、お母さんが自ら楽しんで、時間を作って、文庫活動を存続していってくれることでしょう。
小さい子供がいるお母さんも、仕事をしているお母さんも、役を兼任しているお母さんも
是非、文庫ボランディアにご参加くださいね。

澤 良子

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