まこと幼稚園ブログ

2018.01.22

作品展と自己肯定感

作品展の見方を知っていただくために、18日(木)には、教諭たちの指導をお願いしている大阪成蹊短期大学の塩見知利教授に講演をお願いしています。塩見先生は、展示されている絵を示しながら、その年齢の特徴を語り、内から出てくるものを表出したり、表現したりしている子どもたちの想いへとわたしたちを促してくださるのです。大事なことは、見えるものから見えない内なる成長を感じる目を示してくれます。そのこどもの心の成長を受け止め、さらなる段階に導くために、褒める言葉は、「上手だね」では、なくて、「あなたの書いたこれ大好き」です。他者からの評価でなって、心が震えたということを伝えることです。。



僕の言葉に直すと、第三者的な評価でなくて、共感の言葉です。この好きという言葉で、こどもたちは自分の中にあるものが人の心とつなげるのだと自信を持つのです。これが自己肯定感へと育ていきます。自己肯定感はおだてではできないのです。子どもの中にあるものが、他者の心を動かすときに、できるのです。運動会ですごかったねと、褒められた時の笑顔がそれです。そして、この自己肯定感は、その子の財産になります。これからの生きる力の基礎になります。まこと幼稚園は子どもの自己肯定感をあなたと共に育てたいのです。作品展もその一つの手段です。園長 宮地健一

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