まこと幼稚園ブログ
2017.03.04
こっちゃんの登園
おおきい組のこっちゃんは
毎朝、川を渡って幼稚園に行きます。

道端のお花や実、虫さん、
毎日に発見があります。
季節の移り変わりを肌で感じながら、
お母さんとお話ししながら。
寄り道、回り道、秘密の道。

影も「一本橋」に見立てておっとっと。

3年の徒歩通園で
体力も、忍耐力も、感性も、発想力も、
色んなことが こっちゃんの中にたっぷり溜まりました。
歩く姿は小さい組だった頃から
すっかり変わり、
しっかりした足取りで、
自分で決めた道を選んでずんずん歩きます。

3年間、
晴れの日も雨の日も
お母さんと一緒に歩きました。
この3年が
お母さんの中にもしっかり刻まれています。
卒園して終わりではありません。
たっぷり溜めた、何にも代えがたい経験という肥やしで、
こっちゃんも、お母さんも
これからぐんぐん伸びてゆけるのです。
投稿:N
2017.02.27
庭詩
「雨や風の音、
虫の声、
土や草花の香り、
暮らしのリズムを
大切に伝えていくことが
庭詩の仕事です。」
そうおっしゃるのは庭詩の実政秀行さん。
「庭師」ではなく、
「庭詩」と名乗っていらっしゃいます。
向日市でお生れになったこと、
また、師匠はまこと幼稚園の建物を寄贈した川島甚兵衛の
御宅のお庭に関わっておられたこと、
先日お伝えしたステンドグラスの黒田さんもそうでしたが、
ご縁を感じずにはいられませんね。
きっと素敵なお庭に作ってくださることでしょう。
マナ・ハウス完成が少しずつ少しずつ
近づいて来ました。

投稿:N
2017.02.27
みのりの庭
先日、マナ・ハウスの庭を整えてくださる
実政園芸の実政秀行さんが
打ち合わせに来て下さいました。

図面のグレーのところがマナ・ハウスの建物です。
マナ・ハウスの縁側から庭に出ると
芝生が広がります。
庭の下には豊かな水を運ぶ暗渠パイプを配置し、
土から、内側から、生き生きとした庭となります。
柿、梅、ゆず、サンシュユなど
この敷地に元からある、
実のなる木々の間を縫うように
描かれた小道。
木になった実りを皆さんといただきたいと
思っています。
この小道は、道として整備するのではなく、
訪れた人が歩くことによって
作られてゆくものになるのだそうです。
「庭」
と言っても、人が手を入れすぎるのではなく、
自然に任せながら、
植物がのびのびと成長出来るように
しっかり見極めながら手をいれてゆく、
そんな庭になります。
その様子は、
きっと、「すくすくと、真っ直ぐに育ちますように」
という我が子の成長を願う親の姿と重なり、
訪れた人は何かを感じることでしょう。
自然に生きること、自然とともに生きることを
思い出させてくれるはずです。
投稿:N
