まこと幼稚園ブログ
2016.09.06
まこと幼稚園で一緒に歩む3年間
9月3日は第一回目の入園説明会でした。
多くの保護者が来て下さました。

神様から、自分たちに託された子どもたちを
愛しみながら、育んでいこうとしている方々と一緒に、この3年間を歩みたいとお伝えしました。
主任は、子どもの成長には、必要な三つのもの、
環境と言語、創造を語っていました。

幼児たちを育むのは、
彼らのうちにあるものを湧きあがらせ、
内にあるものを表現させてあげることです。
自分自身から人やものに働きかけてこそ、その子どもはいろいろなことを身に着けるのです。学ぶのです。
それは、「遊ぶ」からです。幼稚園の「遊び」は、いつも教育の狙いがあるのです。
習い事と違い、一つのものを身に着けることに主眼がありません。

大事なことは、子どもたちが心の底から面白いと思いながら、全体を動かしてゆくと
体と心、頭が育つように、
教育の狙いを先生は定めながら、準備し、
子どもたちを「遊び」に導きます。
年長さんになると、子どもたちは自分たちで話し合って、物語を作り、歌う歌を決め、衣装を作り、劇を保護者に見せられるようになるのです。

これがまこと幼稚園の教育です。
コミュニケーションの力が付きます。
みんなで作るからです。
論理的に語ることができるようになります。
自分の思いをみんなにわかってほしいからです。
自分の作りたいものがはっきりとわかっています。それを衣装にするからです。
そんなお子さんに成長してほしい人と、まこと幼稚園は、この3年間を歩みたいと思っているとお伝えしました。
いい保護者との出会いがあって、いい日でした。
園長
2016.09.06
非認知能力
最近、評判になっている
『幼児教育の経済学』という本、
作者は、ジェームズ・ヘックマンという人です。
ノーベル経済学賞を貰った人です。
この人が40年間、3つのグループを追跡して、得たデータをもとに書いたものがこれです。
幼稚園教育を受けた子どもたちは、「受けなかった子たちよりも学力調査の結果がよく、学歴が高く、収入が多く、持ち家率が高」いと彼はデーターからいうのです。
だから、アメリカ合衆国のある州では、スラムで暮らす子どもたちに、幼稚園教育を受けさせているそうです。やはり効果があったようです。
わたしが興味深かったのは、次の結果でした。
「遊び」を中心とした幼児教育を受けたグループと
教え込みを中心にした幼児教育を受けたグループでは、差異があったそうです。
「遊び」を中心にしたグループは、年収が高い職に就く割合が高かったといいます。それは、集中力、コミュニケーション力、見通す力という非認知能力が身についていたのだというのです。
「遊び」といっても、幼稚園での遊びはだらだらと遊んでいるのではありません。
先生方は、教育の狙いを持って、それをなしています。

例えば、スライムを作るという遊びも、細かい力の入れ方で、ものを扱えるようになること、
色彩の感覚が身につくように、ホウ酸の入れ具合や水や色の付き方など、
多彩なことが分かります。
その中で、量の概念が身につくのです。
保育者のかかわりで遊びは学びになるのです。
それも、子どもたちが心から喜びながら。
いいでしょう。
お母さん方も、笑顔で過ごすうちに、子どもたちが生きる力を身に着ければ。
まこと幼稚園はそんな教育をしていると思ってくださればうれしいです。
非認知教育の研究が東京大学の秋田教授の下で始められたといいますから、これから、幼児教育の大事さがはっきりしてゆくでしょう。うれしいことです。

投稿:園長
2016.09.02
入園願書配布開始と入園説明会のお知らせ
【お知らせ】

●来年度の入園案内および願書、2歳児たんぽぽ組入室案内および願書を、9月1日(木)より発行しています。必要な方は事務所までお越しください。
●入園説明会は
・9月3日(土)10時〜11時30分
・9月16日(金)2時〜3時30分
2回とも、内容は同じです。自転車で来られる方は、勝山中学校前駐車場にとめてください。駐車場は、駐車出来る台数が限られているため、とめられないこともありますのでご了承ください。
●たんぽぽ組入室説明会は、9月24日(土)MAKOTO KIDS終了後と9月14日(水)2時〜3時を予定しています。14日は礼拝堂で今年度のたんぽぽ組の写真を見ながらの説明会とお部屋見学会、24日はたんぽぽ組のお部屋での説明会と見学です。
