まこと幼稚園ブログ

2018.07.05

七夕飾り 〜数の概念

まこと幼稚園では、数を改めて学びません。

それは生活の中にあるからです。

七夕飾りを創る中で、必要なことです。

年中では、家族のために作ったメモ帳がそうでした。

今日は、幼稚園で七夕飾りづくりです。

その様子を紗和さんが取材してくれました。

園長

 

「5よりたくさん、10まで」って言ったら?

折り紙を持った先生が、子ども達に問いかけていました。



「よりだから、、5は入ってる?  6から数えたらいいかな〜」

「5から!」

「6やろ」

子ども達が口々に言うと、

「よりは、5から数えるよ〜  5、6、7、8、9、、10は?」

「そう、10は入ってますね〜」

みんなで一緒に声を合わせて、折り紙を数えます。

好奇心が旺盛なこの時期、子ども達は楽しそうに数に触れていました。

普段、お母さん達も我が子に

「コップとお箸を人数分出してちょうだい」や、

「アメとチョコを、みんな同じになるように分けてね」など

日常の中の会話で、何気なく言っていますよね。

 

5よりたくさん10までの数だったら、

好きな枚数をもらっていいんだって!

1、2、3、4…

子ども達が折り紙を数えながら、

好きな色を、決められた数の中で好きな数だけ持って、机に戻ります。

今日は…七夕の 貝飾りつなぎを作るんですね。



いくつ、繋いだかな?



投稿: 紗和

 

年少さんから年長さんまでで、体幹ができて、手先の器用さが身に付けます。

その手先の器用さを完成するのが、年長さんです。遊びは、一つのことだけを学びません。数も、手先の訓練も、集中力も身に付けます。

こどもって、「欲張り」なのです。

それを教科のように教えて、数字のことだけ教えては、子どもの能力を侮っていることになります。

だから、まこと幼稚園は塾や学校のように教えないのです。

園長

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