まこと幼稚園ブログ
2016.08.24
マナハウスを建築していたら、歴史と出会った。3
この二人が組んで、長岡京の発掘をされています。
文化庁の委託です。
今回も重要な発見をされました。
まず、長岡京の築地の構造も調べるのも、史上初めてです。
そのうえ、その時の祭儀の様子が出てきました。
これがその発見です。甕(かめ)があったのです。
築地を作る際になされた祭儀です。
築地の土台に埋められていたものです。
二人に無理なポーズをとっていただきました。
甕が壊されて、埋められたことは分かりましたが
甕がどのような形でここに持ってこられたか、
専門家お二人の意見は分かれました。
しかし、祭儀をなしてから、築地を作ったようです。
建築する際に、祭儀をした場所が、マナハウスの入口の
足元に埋められているのは、神に祈るものとして
共感できます。すべての営みは、神への祈りなしにはないからです。
この甕をマナハウスで展示しようと思っています。
園長