まこと幼稚園ブログ
2016.08.10
花を育てる
毎年、一学期には
大きい組さんがお花を育てます。
雨の日以外は自分で水やりをします。
水やりを忘れちゃった子の鉢は
土がカラカラ、葉っぱも悲しげ。
あわててお水をたっぷりあげていました。
みんなで水やりをしていると、
「いくつ芽が出たかな?」
「私のは二つ!」
「オレ、三つ!」
一人の男の子が
「ぼくのは一つだけ…」
と、ちょっとしょんぼり。
先生が
「◯◯くんの、ほんまや、一つやなぁ。
種はいくつ蒔いたたっけ?
み〜んな違うなぁ。
◯◯くんの、一つ芽が出たんやなぁ。
良かったなぁ(^^)」
にこにこ明るく話します。
そうしたら、一つだけ芽が出た男の子も
にっこり。
一つだけの芽に愛おしそうに水をあげていました。
みんな同じように、同じような種を蒔いたのに、
たくさん芽が出る子もいれば、
一つだけの子もいます。
たくさんが立派なわけでなく、一つがダメなわけでなく、
それぞれの花の育っていく様を
みんなで観察して喜び合っている、
みんなの姿が素敵でした。
大きい組さんたちはこの一学期に自分で育てた花を、
夏休みに入る前にお家に持ち帰りました。
朝顔、るこう草、
お家でどんな風に育ったかな?
お花はいくつ咲いたかな?
そろそろ種がとれる頃かな?(^^)
夏休みが終わったら、先生におしえてね。
投稿:N